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自然に還る ~想定外は想定内~


まず現在、つらい思いをされているすべての皆様、そしてすべての生き物に哀悼の意を表します。(命を失い、家族を失い、住処を失ったのは、人間だけではありません)


今回の大震災と原発事故は、大きな教訓を含んでいます。


世界一の防波堤も、日本一の防潮堤も自然界の大津波の前にはあまりにも無力でした。
「想定外」の大津波、大地震と人は言います。
しかしそもそも、人間が想定できると考えること自体に無理があります。
人間は自然のすべて理解し、科学の力でそのほとんどを征服した気でいます。
それは驕りというものでしょう。

すべての生き物は自然と神と共に生きていました。
過去のある時点から、人間だけが自然からさまよい出ました。
そして、人間だけが「便利」を感じる生活を目指し、「進化」という名の破壊を続けてきました。

科学という「麻薬」を使い出してから、その傾向は加速度をつけて顕著になり、いつのまにか人間は科学の海の中でしか、生きていけないようになりました。
完全な「麻薬中毒」です。
この生活は本当は苦しいのです。
でもその苦しさがピンとこない。
電気がなければ生活できない、ガソリンがなければ生活できない。
溺れながらも、濁流の中の浮き輪に必死にすがっているのです。
縄文時代に電気やガソリンがあったでしょうか。
それでも縄文時代の人は不幸だったといえるでしょうか。
少なくとも彼らは私たちよりは、自然と共に生きていました。

科学は自然から人間を遠ざけました。
飛行機が飛び、宇宙ロケットが発射される。
人間にはできないことはない、わからないものはない、と思い込むのも無理はありません。
しかし、人間の科学は、自然本体や神そのものを包括的に理解するものではありませんでした。
それどころか、自然に背き、神をないがしろにしたものだったのです。
すべての生き物が、地上で自然とともに歩んでいたのに、人間だけが自然の光に背を向け、地下に穴を掘り続け、暗い穴の中を科学のランプで照らし出し、穴の中はこんなに素晴らしいと言っているのです。
穴の中でだけ通用する法則に、相対性理論などがあります。
人の力で掘った穴の中でどんなに整合性のある法則を見つけても、穴から出た地上における自然本来の大法則は見つけることは出来ません。
人間は、「サル知恵」で穴を掘ることはできても、決して自然や神を外側から眺め、真に理解することはできないのです。
すべての生き物と同じく、現在をあるがままに一生懸命生きていくことが、自然なのです。
過去を悔やみ、未来を憂え、人間のことしか考えられない、麻薬中毒の人類は、自然に還るべきです。

科学が無力なのかそうでないのか、という話ではありません。
人類の掘った穴の中では、もちろんそれなりの力はあるでしょう。
しかし、穴の外では、力の有る無しを論ずること自体が無意味なのです。
自然と共に生きるということに、強弱優劣はないのです。
ただ単に、自然に沿って、自然や神と共に、毎日をひたすら生きていく、ただそれだけです。
誇示するような力は無意味です。
つまらなくはありません。
現在に集中し、自然を受け入れて一生懸命生きていくことこそ、幸せなことはないのです。
穴の中で感じている、楽しさ、悲しさを超えた、魂が震えるような幸福感があなたを満たすはずです。

津波と大地震は、人間の知恵の浅はかさを教えてくれました。
科学を駆使しても、人間の想定内は想定外となるのです。
どんなことをしても絶対に人間は自然に勝てません。
対決することは無意味です。
自然から離れ、コントロールしようとすることは神に背くことです。
現状が不幸だからと、いくら神に祈っても、今の人間を神は決して護ってはくれません。
人間に残された唯一の道は、自然の懐に還り、すべての生き物と共に、自然と共に歩みだすことです。
電気やガソリンがなくても幸せを感じられる生き方、それを見つけていかなくてはいけません。
ようやく穴のランプ生活から這い出し、外の真に明るい本来の世界に復帰しなければならないときが来たのです。
このチャンス、このタイミングを、ぜひ一人ひとりが感じて頂きたいと思います。

原発事故も同様です。
科学は万能ではありませんでした。
自然から離れ、自然を無視し続けた人間には、当然の結果ともいえます。
これからの将来、事故の原因として科学の不備を追及し、その結果、科学をさらに推し進めるのではなく、科学を追及してきた人間の考え方、哲学の不備を反省すべきです。
自然に還るのです。


日本から外国人は出ていきました。
日本の食物も輸出できなくなりました。
海外からの航空便も減りました。

世界からいかに多くの支援を頂いたとしても、日本は日本人が守り、創っていくしかないのです。
いずれ鎖国に近い状況になるでしょう。
その中で、日本人がどんな哲学を持って、これからの未来を創造していくか。
本当に今、試されていると思います。

日本は過去に、世界で初めて原爆を落とされました。
そしてその廃墟から経済的には見事に立ち直りました。
当時も試されていたのだと思います。
立ち直る方向は科学盲信でしたが、人類の掘った穴の中では、見事に世界の先頭に立つような復興しました。

今回はどうするのでしょうか。
チェルノブイリとは状況が違います。
これからの人類が進むべき道を、日本がまたも、たたき台として試されているのだと思います。
今度は穴の外で復興しなくてはなりません。

鎖国状態になった日本が、近未来にエネルギーに依存しない社会を創り上げたら、世界は再び日本に熱視線を送ることでしょう。
それがこれからの人類のモデルケースになるからです。
そうして初めて、鎖国は解除されます。
世界から日本に人がやってきます。
日本のシステムを見学し、きっと世界に広げていくことでしょう。
世界は原発の汚染を注視しているのではなく、これを機に日本がどういう舵取りをしていくかに注目しているのです。

今以上にエネルギー大量依存型、科学追従型社会になってはいけません。
一人ひとりが自然と共に在る社会。
お金や電気やガソリンがなくても、神の懐である田畑と共に暮らし、足るを知る心、つっぱしる我欲を抑え、数多の生き物の命のことも考えられる心を持つこと。
わたし達日本人はやらなくてはなりません。
日本人が先陣を切って自然に還る運動を始めることが、わたし達の宿命のような気がしています。

被爆地周辺は、確かにしばらく住めないでしょう。
しかし、原発から離れた東京近郊で、放射能がどうとか水がどうとか言っている場合ではありません。
水を買占め、食料を買占め、西へ逃げている場合ではありません。
東京近郊の放射能は大丈夫です。
軽微の放射能を憂えるそれよりも、放射能さえも受け入れ、毎日を自然と共に現在の時間に神を感じて生きていくことです。
町の鳥や猫が、放射能を恐れていますか?
被爆することはあっても、彼らに被爆の概念はありません。
彼らにとっては人災も天災なのです。

今後わたし達日本人はどこに向かって生きていくのか。
今こそ試されているのです。

今までは、想定内が想定外になりました。
これからは、想定外が想定内になるのです。

それに、もう想定することはやめましょう。

自然に還れば、想定は不要ですから。



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プロフィール

ドクトル・グレイ

Author:ドクトル・グレイ
ドクトル・グレイ(愚零) (KIN 191:青い猿、青い夜)

小学生の時、鏡を見ていた自分が忽然と思った。
「自分が死んだらこの世から消えてしまう。消えてしまう自分とはいったい何なんだろう。」
以来、わたしは「大人」になった。分別知が芽生えたのである。それは無分別の世界に遊んでいた子供の楽園から、不幸の滝壷に突き落とされた瞬間でもあった。
生死の不安、明日の心配・・・
悩みはつきることなく湧き出でたが、解決の糸口はつかめなかった。
何のために生きているのか?
他の生き物を傍若無人に虐殺してまで、人間は何のために生きるのか?
将来必ず死ぬことが、わかっているではないか。
高校生の時、西田幾多郎の著作に出会った。
「絶対矛盾的自己同一」
なんだかよく分からなかったが、そこには答えとなる真理が隠されているように感じた。
いったい自分は、人間は、何を知っているというのだ。
そもそも知るという認識の過程から考え直さなければならないのではないか。
自分のことを自分が一番良く知っていると思っている。
そんなのウソだ!
自分とは何か、他とは何か、生きるとは、死ぬとは、自然とは、宇宙とは、神とは何か?
人知に照らされたこの世界。
人知に掘られた井戸の中の蛙である人類、わたし。
宇宙の果てを井戸の中に探しに行くアホらしさ。
カマキリやチョウが、明日に死ぬ心配をしているか?
相対と絶対。
不連続の連続。
少しずつ答えの入り口が見えてきた。
何も知らずしてすべてを識り、時空を知らずしてすべてを識る。
科学は無智であり、自然は無知である。
鏡に映った自分は、自分の知っている自分ではなかった。
人知による分別世界は相対世界。
相対世界は虚相世界。
虚相世界の生死、それは結局、蜃気楼。
人知の懐中電灯を消せば、薄暮に浮かぶ無限的広野が眼前に広がっていた。
真実の実相世界は無分別の智、それは絶対無。
不安、恐怖、対立、争闘・・・
虚相世界のすべての現象、それは絶対無において一縷の疑問もなく消滅した。
探し物は、遠い未来にも遥かなる宇宙にもなかった。
永遠は今この瞬間にあり、無限は目の前の一点にあった。
ごはん一粒に、無限宇宙と深遠なる神を見る。
知らない自分はすべてを識る。
自分は自然、自分は宇宙、自分は神、そして絶対無の存在。
本当の歓び、本当の愛。
あえて言葉で云うならば、絶対的歓喜と絶対的大愛に満ち満ちた世界。

人類よ、前へ進むな、振り返れ!
人類よ、今こそ行こうぞ、絶対無へ!


(KINについては、以下の「古代マヤ暦の暗号」を参照のこと)

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